シンダイイズム2022年号
63/84

Ⅲ.飲んだ後の対処法Ⅳ.生活習慣病のリスクを高める飲酒量1 気持ち悪い、吐き気がする食後は食べたものを消化するため胃の動きが活発になっており、水分も吸収しやすい状態にあります。そんな時に水分をたくさん摂ると、消化不良の原因となり翌朝のむくみにもつながります。そのため、一度にコップ一杯(150~200ml)程度飲むとよいと言われています。▶2 お風呂に入ってから寝たい 熱いお湯でお風呂に入ると発汗するため、脱水症状になってしまう恐れがあります。どうしても入りたいときは入浴前後に必ず水分補給をしましょう。3 酔い潰れてる人がいたら 吐いたものがのどに詰まると危険なので、うつぶせに寝かせてあげましょう。また、グレープフルーツジュースはアルコール分解を促進させるクエン酸が含まれているので効果的です。4 二日酔いになってしまったしじみとあさりには、二日酔いの症状緩和に効果的な成分が含まれています。しじみは、肝臓の働きを正常化し、二日酔いの症状を和らげてくれます。あさりには、肝臓の機能を正常化するとともに、アルコールの分解を促進する働きもあります。1日あたりで考えた場合、純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上とされています。なおここでの飲酒量は清酒一合(180ml)を基準としており、同じ量を他のお酒で換算した場合、右記のようになります。ぜひ参考にしてみてください。しじみやあさり等の味噌汁バナナバナナに含まれるビタミンCは肝臓に引き起こす分子を中和させる働きがあるとされています。◎ビール・発泡酒中瓶1本(約500ml)◎焼酎20%(約135ml)、焼酎25%(約110ml)、 焼酎30%(約80ml)◎チューハイ7%(約350ml)◎ウイスキーダブル1杯(約60ml)◎ワイン2杯(約240ml)まずは、コップ一杯の水分補給!▶熱いお湯での入浴はキケン!▶家まで送り届けてあげよう▶二日酔いに効く食べ物を食べようお酒は20才になってから!喫煙マナーのメール届きがち60

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る